金融、経済のお話

【外貨MMF】トルコリラを積み立てし始めて気付いた問題点や注意点などを報告します

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「外貨MMFを紹介しておいて、実際に投資をしていないのはどうなの?」ということで、わたくしさびやんは、トルコリラMMFの積み立てを2か月ほど前から始めました。

 

ところが、簡単に売買ができると思っていた外貨MMFでしたが、購入するまでに思いのほか手間がかかることに気付きました。どうやら、外貨MMFは思った以上に人を選ぶ商品なのではないでしょうか。

 

そこで今回の記事では、自分が実際にトルコリラMMFを買い付けて感じたこと、気付いたことをを、ばっちり暴露していこうと思います。

 

ちなみに外貨MMFについての詳しい解説に関しては、別記事で書いております。下のリンクをからご覧くださいね~

リンク今回の記事では、僕がメインで使っているSBI証券を例に使って解説しております。初めて開設する証券会社として、非常におススメのブローカーです。是非口座開設しておきましょう。⇒SBI証券へ(外部リンク

外貨MMFを買い付けるためにするべきこと

外貨MMFを買い付けるために日本円を外貨に替える

外貨MMFは基本的に、直接日本円で買い付けることができません。一度日本円を現地の通貨に、銀行などで交換しなければいけません。

 

POINTただし、基本的にはと書いた通り、日本円のまま買い付けることも可能。ただしそのためには、買い付け時に日本円で5000円以上が必要(SBI証券の場合

 

例えばアメリカのMMFであれば米ドル、オーストラリアであれば豪ドル、そして今回のトルコであればトルコリラと言ったように、円から一度現地の通貨に交換しなければいけません。

つまり

日本円⇒買い付けを考えている国の通貨⇒買い付けする国のMMF

という流れを踏まえなければいけません

外貨MMFを買い付けるためのステップを解説のまとめ

まとめ・外貨MMFは基本的には同じ国の外貨でないと購入が出来ない

・どうしても日本円で買付をしたい場合は、1回につき5000円以上が必要

・外貨での買付であれば、少額で済む

トルコリラMMFを買付するためにかかる実質的な手数料とは

非常に高いトルコリラを買い付けるための為替スプレッド

外貨MMFの特徴に、売買手数料が無料という点があります。確かに無料ではあるのですが、実は別なところで大きなコストが発生します。それが、為替スプレッドです。

 

この為替スプレッドが、トルコリラの場合には1.5円もかかるのです。(SBI証券の場合

 

為替スプレッドとは、FXなどをやっている方ならわかりやすいと思いますが、いわゆる買値と売値の差のことです。簡単に言えば、買いたいならこの値段で買えて、売りたいならこの値段で売れるよ、ということです。

 

これを日本円と米ドルとの関係性で考えてみるとこうなります。

 

ドル円の現在のレート

買値:1ドル110.00円

売値:1ドル109.96円

この時の買値と売値の差=110.00円-109.96円=4銭

 

つまり4銭の差がでています。この差こそが為替スプレッドです。

 

これが例えば、現在のトルコリラ円のレートが、1トルコリラ20円だったとしたら、+1.5円を乗せ、合計21.5円の日本円が必要になるということです。

 

これがドル円だった場合、SBI証券でのドルの買い付けでも25銭しかかかりません。仮に住信SBIネット銀行でドルを買い付けをすると、4銭で済みます。いくらマイナー通貨だとしても、トルコリラは非常に高い為替スプレッドなのです。

POINT住信SBIネット銀行ではトルコリラは取り扱っていない

ということで、トルコリラMMFを買い付ける場合には、この1.5円もの為替手数料を乗り越えなければいけません。

トルコリラMMFを買付するためにかかる実質的な手数料とはのまとめ

まとめトルコリラは為替スプレッドが片道1.5円かかる(SBI証券の場合)

トルコリラMMFの危険性を踏まえた投資戦略とは

トルコリラの価値は毎日変わる

日本円と外貨とは常に価値が一定ではありません。変動相場制という名の通り、毎日毎時間毎分刻一刻と価値が変わります。

 

トルコリラに関して言えばそれがより顕著で、今までずっと円に対して価値が下がり続けてきました。これが米ドルであれば、円に対しての価値はある程度保たれています。トルコリラの状態で投資をするのならば、それを踏まえたうえでの戦略が必要になってきます。

 

あるデータによると、飛行機を80歳まで毎日乗り続けたとしても、事故率はたったの0.02%と言われております。しかし車はというとそれが0.58%まで引きあがります。ということは、どちらが危険かと言えば当然車となりますよね。

事故率が高いトルコリラ

為替も同じように、様々な要因を見たときにトルコリラの場合はこの事故率が高くなります。その理由は土台である経済基盤が脆弱であること。つまりトルコという国の経済が、世界的に見てあまり強くないことが挙げられます。一方、世界一の経済大国でもあり、基軸通貨でもあるアメリカのドルの場合だと、その危険性は世界最低水準にまで落ちます。

 

このように考えると、自分の全財産をこのトルコリラに投資することは、それだけで非常に危険だと言えるでしょう。では逆に、そんなリスクを背負ってまでトルコに投資する理由は何でしょうか?その最大のメリットは高金利であることです。

 

つまり、高金利による収入が見込めるという点ですね。この辺の話に関しては、別な記事で解説しておりますので、こちらをご覧ください。

では具体的に、このようなリスク商品に投資をするなら、どういった投資戦略で挑んでいけば良いでしょうか。

ドルコスト平均法を使ったリスクの分散化

トルコリラに投資をする際の戦略として、ドルコスト平均法による定期的な資金投下がポイントであると考えています。また、リスク商品だということを念頭に入れ、全投資資金のせいぜい10~20%をリミットとすることが資金を守るうえでも重要です。

 

ドルコスト平均法については、詳しく書いた記事がございますので、こちらをご覧ください。

平たく言えば、ドルコスト平均法を使った時間分散をすることで、長い時間をかけてちょっとずつ資産を積み上げていきます。当然、あくまで資金の一部を使うことで、最悪の結果が訪れたとしても、大部分の資金は守られます。

トルコリラMMFの危険性を踏まえた投資戦略とはのまとめ

まとめ・トルコの経済基盤は弱い

・ドルコスト平均法を使った投資戦略を考える

・トルコに投資する理由はその金利の高さ

トルコリラMMFの為替スプレッドの高さをどう考えるか

為替スプレッドの高さが利益の差に直結

トルコリラMMFの為替スプレッドの高さは気になるところです。仮に1トルコリラが日本円で20円だった場合、そのスプレッドの影響により実質的に21.5円で手に入れることになります。1000円分買付をしようとしたら、ざっと46.5トルコリラ分しか手に入りません。仮にスプレッドを考慮しなければ、50トルコリラ分手に入っていたはずです。

 

トルコリラMMFを買い付けるということは、-7.5%資金が減った状態でスタートすることを意味します。そのため、短期売買は不向きであり、1年以上持ち続けることが前提となります。また、ある程度利益が出たら、売却も考えることでしょう。しかし売却時にも為替スプレッドの影響を受け、さらに1.5円分支払う必要があるのです。

 

ですから、日本円とトルコリラを往復するには、3.0円分必要になると考えます。

 

つまり今回でいえば、3.5トルコリラ×往復分ということで、7.0トルコリラ分値段が上がるか、金利により7.0トルコリラ分稼ぐ前に売却しても、意味がないということがわかります。

外貨MMFは毎月月末に金利の収入が入ってくる

外貨MMFは毎月月末に金利分の収入が入ってきます。この金利分はそのまま再投資されるのですが、9月28日に日本円で1000円分のトルコリラMMFを買ったところ、45.64トルコリラ分買えました。

 

その後、10/30に金利分が落ちたのですが、その金額が0.68トルコリラでした。約1.489%増えたってことですね。当然複利運用なのと価格が変わるので、増えたトルコリラに対して金利が乗ると考えた場合、必ずしもこれが続くとは限りませんが、もし仮に毎月0.68トルコリラ増えた場合は、約11か月でスプレッド分が回収されるということになります。

 

うーん、やっぱりやるなら1年以上はかかるってことを覚悟しないといけませんね。

トルコリラMMFの為替スプレッドの高さをどう考えるかのまとめ

まとめ・外貨MMFは毎月月末に金利がもらえる

・外貨MMFの金利は自動的に再投資される

・トルコリラMMFに投資をするなら、1年以上の運用を考える

トルコリラMMFを積み立てはじめましたのまとめ

さて、こうして少額で試に積み立て始めたトルコリラMMFですが、リターンを期待しつつも為替スプレッドの大きさが気になるところです。

 

とりあえず1年間は積み立てし続けてみようとは思いますが、わざわざ外貨MMFを買付なくてもいいのではという考えも頭をよぎります。

 

結果は1年過ぎた後にしかわかりません。色んな意味で楽しみではありますね~。個人的には激烈に下落して、ひいひい言ってみたい気もしてます。いや別に超下落したとしてもしょせん分散投資をしている商品のうちのひとつですから、別段痛くもかゆくもないんですけどね笑


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