あなたは、服を何のために着ていますか?
そりゃもちろん、おしゃれとか寒さ対策、暑さ対策、服を着ずに裸で外を歩くのは日本の法律上無理、といった感じで、色んな理由があります。
ではここで自分にこんなことを問いかけてみてください。
そんな服を、もっとほかのことに使えないだろうか?
確かに服本来の使い方は身に付けることです。
しかし制限を外して自由に考えてみると、もっと幅広い使い方ができそうですよね。
その中から、全く新しいアイディアの種が生まれてくるはずです。
それでは実際に服を例にとって、全く新しい使い方を僕なりに色々と考えてみることにしました。
服の色んな使い方を考えてみた
まずはじめに、どんな使い方ができるかを考えるため、とりあえず服の特徴を洗い出してみました。
・綿とかポリエステルとかシルクとか色んな素材を使っている
・ひらひらしている
・人が身に付けやすいように、トップスには穴が4か所(両腕、首、裾)、ボトムスには穴が3か所(腰、両の足)ある
・軽い
・伸びるモノもある
・結構頑丈
ざっくりこんな特徴がありますね。
これを踏まえて、できる限り自由な発想で、どんな使い方があるかを頑張って考えてみることにします。
目標は30個の使い方!
それでは、いきますよー
・敷物にして、その上に座るための座布団みたいなの
・トップスの腕の部分をそれぞれに結び付けてロープ替わり
・ひらひらできるから闘牛などで使われているマント
・ボトムスの両足の穴の所を結んで閉じてしまい、袋として使う
・トップスをお腹の広さを利用して風呂敷
・水分を吸ったら重たくなるので、攻撃武器として振り回して使う笑
・丸めて枕
・パラシュート(トップス)なお、ほとんど減速しなさそう笑
・アイマスク
・というか口を押えるマスク
…これでやっと10個。
ここまで考えるのにざっと10分はかかりましたね…
これは厳しい…
どんどんいきましょう~
・丸めてボクサーグローブ
・木の棒にくくりつけて旗
・生地を頑張ってほどいて細いヒモ
・汗拭きタオル。
・パンツを使ってあとちょっと足らなかったときのホースの役目(なお、少し漏れる
・パンツを使って縄跳び
・うちわのようにバタバタして風を起こす
・素手で触れない時に、生地を間に挟んで対象物をつかむ
・細かく切って、空から降らせて幻想的っぽさを出す(幻想的ではない
・両腕の長さを基準にしたメジャーの役目(単位:1両腕の長さ
…よし、20こめをなんとか出したぞ。
この間15分もかかったぜ…
のこり10こ、頑張って考えてみるよ!
・叫びたいときに服で口を押えてから叫ぶことで防音効果(結構音漏れする
・超汗をかいたまま放置したら、夏場はキノコが生えるのでキノコの苗床
・ティッシュ等の鼻紙ならぬ鼻服。1鼻服数千円というめちゃくちゃ高い
・トップスを両脇の下まではさみを入れて開いて日差し除け
・火をつける時の燃料(ポリエステル素材は燃えずに縮れる
・腕と足のところを輪切りにして、わっかなげに使う
・ペンで生地上に文字を書いて記録用に使う(暗い色の生地の場合は見えない
・不純物をろ過するときに使う(荒いものだけろ過できる
・ボタンがついてたら、取っておはじきにする
・ものを包むときの包み紙ならぬ包み服
…よし、30この使い方を考えてみました!
この間も15分。
結構頑張れば思いつくもんですね~。
なんかめちゃくちゃな使い方を考えてみましたが、我ながら面白いアイディアですね笑
実際に服をネタに色んな使い方を考えてみた感想
勢いで服の使い方を30こ考えてみる…と言ったものの、意外と頑張れば出るもんで、ご覧の通り大体40分で思い浮かびました。
これを他の人がやったらもっと時間がかかるかもしれませんね。
こういうのわりと得意なのです。
今回は30こ考えましたが、もっと時間をかければ、もっともっと出る気がします。
やってみて思うのは、このアイディア発想法を練習していけば、これ自体がアイディアの源泉になっていきそうですね。
そして新しい枠組みでモノを見ることができるようになれそうです。
いや~新しい見方が思いつくのって楽しいですね!
そうそう、この記事を読んでいる方で、なんか他の使い方を思いついたらコメント欄に書いてくださると嬉しいです。
特に挨拶とかいらないので、我こそはと思う方はお気軽にぴゃっと書いてみてください笑
ちなみに、よくある「傷口を抑える」は今回アイディア出しから省いてみましたのでご了承ください。
いえね、ありきたりなものを思いついても面白くないですし笑
おわりに
今回は服を題材としてアイディアを出してみましたが、これはどんなことでも使えます。
実はいくつか記事のネタとしてリスト化していたんですけど、1つのネタを広げてみたら思いのほかボリューミーになってしまいました。
また機会がありましたら、それらのネタも別記事で書いてみたいと思っています。
そもそもこの考え方には元ネタがありまして、「スウェーデン式アイディアブック」という書籍から拝借しています。
実はこの書籍、2まで出ているのですが、僕は随分昔に書店でまとめて買いました。
実際読んでみて大正解でしたよ。
そんな発想方法があったのか!と、一人感動していました。
この本がきっかけ…という訳でもないのですが、できるだけ人と違った考え方を意識するようになりましたね。
結果として、今まで思ってもみなかった視点で、アイディアを描けるようになりました。
とはいえ、まだまだ甘いとは思っているんですけどね…笑
ということで、人とは違ったアイディアを出したいとき、仕事に詰まっている時などに読んでみると、新しい発見が生まれるかもしれませんね~
そうそう、そういえば、
『本は読む以外にどんなことで使えるでしょうかね~?』
▼スウェーデン式アイディア・ブック▼