乾燥しているこの季節ですが、のどが渇くとスポーツドリンクを飲んでしまう人って結構いますよね?
実際に僕も、インフルになる前から、ほとんど無意識的にスポーツドリンクを飲んで、のどの渇きを潤しておりました。
インフルにかかった…という話は、以前の記事で書きましたが、その際にお医者様には
「〇カリスウェットとかアク〇リアスとか飲んで水分補給をしてね(キャピ」
と言っていましたので、その言葉に何の疑問も思わず、病院からの帰りがけに大量のポカ〇を買い、がばがばと飲んでいたものです。
そして最近、インフルは治ったもののなんとなくですが、スポーツ飲料ってがば飲みしてよかったのかな…と感じたのです。
だってほら、〇カリスウェットって僕としては結構甘いと思ってるんです。
甘いってことは、砂糖のような甘い成分が一緒に入っているってことですから、それって身体的にどうなの?と思ってしまったのです。
そこで、ぶっちゃけスポーツドリンクってどうなのかをちょっと調べてみたのですが…どうやらこれら清涼飲料水は、思った以上に身体に悪そうだという話が分かってきました。
そもそも健康ヲタクである僕としては、そんな話を見つけてしまった以上、記事にしないわけにはいきません笑
ということで今回の記事では、
ぶっちゃけ清涼飲料水ってどうなの?
飲み続けても平気なの?
そもそも、健康にどんな影響があるの?
これらについて考えていきたいと思います。
目次
手近にあったアクエ〇アスゼロの原材料を見てみた
スポーツ飲料といったらこれ!な一つに、コカ・コーラから出ている「アクエリアスシリーズ」がありますよね(ついに伏字を辞めた
この商品は、ポカリのように甘すぎないので飲みやすく、手軽に水分が補給できるのが特徴のスポーツ飲料シリーズです。
そのうちの一つ、カロリーがゼロなのでさらに手軽に飲める、『アクエリアスゼロ』が手元にあったので、これに含まれている原材料を全部抽出してみることにしました。
以下がその原材料になります。
・果糖
・塩化Na
・L-カルニチンL-酒石酸塩
・クエン酸
・クエン酸Na
・甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
・塩化K
・硫酸Mg
・乳酸Ca
・酸化防止剤(ビタミンC
さてさて、あからさまに赤字で書いているところが目に付くはずです。
実はこの赤字で書かれている甘味料とは、人の手で人工的に作られた甘味料、つまり「人工甘味料」になります。
そして現在の研究によれば、どうもこの人工甘味料が、身体に様々な悪影響を及ぼすというのです。
『なんてこった…その話が本当なら、毎日がば飲みしていた僕の身体が悪くなってるってことじゃないかっ!』
と、割と本気で気になってしまったので、この人工甘味料についてもう少し調べてみることにしました。
そもそもなんで人工甘味料って作られたの?
今までの甘味料…つまり甘いものを多く摂ると、身体に色んな悪影響が出てしまう可能性があります。
例えば、現代病と呼ばれる糖尿病や、この糖を分解するために使われるビタミンB群、カルシウム不足による「うつ」「冷え性」「骨粗しょう症」の発症、AGEs(糖化最終生成物)と呼ばれる老化物質による老化現象など、様々な影響が出ると言われています。
なんだか実感が無くなりそうなほどの、専門用語の羅列ですが笑
これらの詳しい内容については、こちらのサイト様を参考にしましたので、詳しく知りたい方は是非是非見てみてくださいね。
>甘いものがやめられない!砂糖依存症 eo健康様 より引用
つまり、甘味料の摂りすぎは、カロリーも高いので、あんまり身体によくないよ、ということですね(端折りすぎ
そこでじゃあどうしたらいいの…ということで登場したのが、カロリーが低く抑えられる人工甘味料という訳ですね。
そんな人工甘味料ですが、歴史的に初めて見つけたものはサッカリンなのだそうです。
このサッカリンですが、驚くことなかれ。その甘さは実に砂糖の300倍。
なんか桁を間違ってんのかな?と思ってしまうぐらい、少ない量でもめちゃくちゃな甘さになるようです。
ちなみにこのサッカリンは、1879年にジョンズホプキンス大学のRemsenとFahlbergという人が発見したことで世に知れ渡ったそうです。
別な研究をしていた時に、たまたま偶然見つけたのがこの物質だったとのことです。
たまたま見つけたってのが”ミソ”ですから、世の中の出来事なんて、ほとんど全てたまたまなのかもしれないな…ってついつい思っちゃいますね笑
ともかく、生み出されたこの人工甘味料は、カロリーが非常に少なく、身体に良さそうということで広く世界に広まっていきます。
身体に良さそうな人工甘味料のいったい何が問題なの?
身体に良さそうに見える人工甘味料ですが、そうは問屋が卸さないのがこの世界です。
実はこの人工甘味料を摂りすぎると、『グルコース不耐症のレベルが上がり、甘いものを食べても糖質がうまく分解されなくなった』研究結果が出ています。
グルコースとはブドウ糖の事を言います。
これは自然界に最も多く存在し、例えばご飯やパンなどの炭水化物などが細かく分解されたら、このブドウ糖に変わります。
で、不耐性とは生まれ持っている抵抗力が失われて弱くなっていく現象のことを言います。
つまりまとめると、ブドウ糖が含まれている飲食物を摂っても、うまく身体が消化してくれない状態になる…ってことですね。
ブドウ糖は人間の活動エネルギーの一つで、これが上手く摂れてないと低血糖症になってしまう可能性がぐんと上がります。
さらに言えば、人工甘味料は腸内細菌のバランスを破壊し、健全な身体をめちゃくちゃ悪くする!という、イスラエル・ワイツマン科学研究所の研究結果として、アメリカ科学雑誌『ネイチャー』誌で発表されました。
先に上げた低血糖症もそうですし、メタボや糖尿病などになる可能性もとっても高くなってしまうなど、悪い事ばかりが自分の身体に降りかかってしまうということです。
ちなみにこの時調査に使った人工甘味料は『サッカリン』のみでして、他の人工甘味料に関しては研究結果が待たれるところです。
人工甘味料って全部ダメなの?
先にも書いた通り、少なくともサッカリンに関しては絶対に避けるべきとしても、その他の人工甘味料に関しては、調べた感じそこまでネガティブな情報は上がってきていません。
別な研究結果によれば、人工甘味料の「スクロース」「サッカリン」「アスパルテーム」を人で実験してみたところ、影響が出た人と出なかった人がいるそうなのです。
ということは、体質みたいなもので、全く影響が出ない人もいれば、多少なりとも影響が出る人がいるということです。
とはいえ、これとはまた別に、もっと飲みたくなる、もっと欲しくなるという依存症が起きる可能性もあるようです。
よく、コカ・コーラなんかの甘い水は、飲めば飲むほどのどが渇くというのがありますが、まさにそれと同じことですよね。
そうなってくると、当然ですが糖分の過剰な摂取に繋がってしまうので、そういった意味でも人工甘味料が含まれている清涼飲料水などは注意した飲んだほうが良さそうですね。
避けたほうが良さそうな人工甘味料を5つご紹介
僕はもはや病気かと思われるぐらい原材料をチェックして商品を買っています。
そこで僕と同じように健康に気を使っている人が選びやすいように、注意しておいた方がよい人工甘味料の原料をここに載せておきます。
・アスパルテーム
・アセスルファムK
・サッカリン
・ネオテーム
・スクラロース
やだ…こうして書いてみると、アクエリアスゼロに入っているアセスルファムKとスクラロースがが当てはまってるじゃん!
摂っても良さげな甘味料2つをご紹介
人工甘味料が身体に悪そうだということは分かったと。
とはいえ、
どうしても甘いものが食べたい。
砂糖は健康に悪いのはわかってるけど甘みが欲しい。
そんな時には、次の二つの甘味料なら、とりあえずは結構安全だそうです。
・ラカント
・ステビア
これらは自然の甘味料なので、自然のモノだから安全だよねっていうプラシーボ効果も相まって、摂る時の安心感が変わってきます(笑
特に甘味料としてはステビアが良さげっていう情報があるので、今度実験的に手に入れてみたいですね。
ちなみにステビアは砂糖の300倍もの甘さがあるそうなので、甘みが欲しいときにちょろっと入れてみるのも良さそうです。
特に僕は甘みがほぼまったくない純ココアを日常的に飲んでいるので、これに放り込みたいところであります。
もしステビアを買うことが出来たら、別な記事でレビューしてみますねー。
おわりに
てことでまとめると
まとめ・清涼飲料水に含まれている人工甘味料は身体に怪しい
・特にサッカリンは危険っぽい
・人工甘味料が含まれている清涼飲料水は飲まない方が体に良さげ
・甘みが欲しいならステビアかラカントを使う
こんなところですね。
健康を意識してきがちな年齢(アラフォー)になってきた僕だからこそ、変なものは食べない、飲まないを意識していきたいですね。
特に昔から病弱なので笑
今回の健康関連記事として、こちらもおススメです。
つい最近から、小麦断ちを始めました^^
花粉症を含む身体の不調で困っている方にとっての、解決の糸口となる記事かもしれません。
>花粉症を撲滅するために小麦(グルテン)を食べない実験をすることにした