日記みたいなコラム

『書籍』影響力の武器を読んで人間の行動心理を学ぶ① カチッ・サーの威力がやばい件

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人は思いのほか、自分の意志とは関係ないところで行動しているといいます。

 

というのも、今読んでいる本の一つに、ロバート・B・チャルディーニ著者『影響力の武器』があります。

ちなみにどうでもいいんですが、この人の名前を見て、サッカー選手で昔、ボビー・チャールトンって選手がいたなぁ…と思い出しました。

ほんとどうでもいい情報です。

 

今はざっと120ページぐらい読み終わったところですが、副題にある『なぜ人は動かされるのか』と書いている通り、人間の行動心理学について深く解説している本になります。

この本がこれまた興味深いもんで、過去の自分の行動を思い浮かべながら、食い入るように読んでしまっております。

 

さて、話を戻しまして、この本によれば、実は自分の意志で判断して行動しているつもりが、思ったよりも他人によって自分の行動を操作されていると言うんです。

 

書籍の第一章、『カチッ・サー』によると、人間はAというスイッチが入ったら、自動的にBという行動をする、というのです。

つまり、Aのスイッチを入れたら、自動的にBのテープが流れる、という''さま''のことを表しています。

 

ここで一つ、実体験を基にした例を挙げてみましょう。

僕は仕事帰りの途中、民家から漂ってくるカレーのにおいに身体が勝手に反応してしまいます。

カレーのにおいをかいだ途端、『ああ、今日の夕飯はカレーを食べよう』と、思い浮かべてしまうのです。

においを嗅ぐまでは、そんなこと一ミクロンも思ってもいなかったのに、ですよ。

 

これが『カチッ・サー』でいうAがカレーのにおいBがカレーを食べるという行動、というわけです。

 

もうひとつ別な例も挙げてみましょう。

ここに、いつも自分に対して怒ってくる上司がいたとします。

ある時、その上司に呼び出しを食らってしまいました。

いつもいつも怒られているものですから、呼び出された途端、身体が震え、冷や汗をかき、のどがカラカラになっていました。

 

さて、これも分類するとAが上司の呼び出し、そしてBが身体への色んな影響、となります。

いうまでもなく完璧な『カチッ・サー』ですね。

 

僕たちはこういうことが、日常的に起きているといいます。

こうして書くと、思い当たる節ってたくさんありませんか?

僕はといえば、思い当たりすぎて怖くなってきております…

 

つまり僕たち人間は…いやもとい、この世に生きとし生けるモノたちは全て、スイッチが入ったら、自動的に次の行動をしてしまう生き物だというのです。

 

だから、好きな男性が目の前に突然現れたら、あの女の子は挙動不審になったり、頬を赤らめてしまうのですね!(全力妄想中

なお、僕を見かけると女の子が挙動不審になる理由について、好意以外しか思い当たらない点に関しては、思い当たったことに気付かないことにします。

 

つづく。


さっさとこの話の続きを知りたい方、もっと詳しくじっくり知りたい方は、書籍を買って読んだ方が手っ取り早いです。

下手な女の子にモテる本を読むより、2744%(当社比)オススメです。

……いやまてよ、むしろこの本読まれると僕が非常に困るから、一応紹介はするけど逆に買わない方が良いです(真顔

▼【影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか】▼


影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

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