もしかして、日本株と新興国株は、資産運用で足を引っ張ってんじゃないか疑惑が勃発しました。
いきなり刺激的な始め方ですが、どうもそのような気配が漂ってきています。
そこで、なんでそんなことを急に思い始めたのか、それについて今回の記事ではお話していきます。
約2年間の積み立ての成績に気になる偏りが…
どうもこの約2年間近く僕が積み立てを続けている投資信託の成績に、明らかな偏りが見て取れるようになってきました。
この2年間、相場にも様々なドラマがありまして、特に2018年の年末には全世界的に大きく下げました。
その時、僕の保有している投資信託も、全てがマイナスの評価損益となりました。
人によっては、「ぴょーーーー!」って叫びを連発していたかもしれません。
ですがそんな株式相場でも、僕のメンタルには『えっ?何か言った?』といった状態で、何の影響も与えることはなく、世間では悲観論いっぱいのなか、さらに地道に積み立てを続けておりましたが。
そして、問題はここ。
ある程度相場が落ち着いてきた2019年2/25現在、僕が保有する投資信託でいまだにマイナス評価損益なのは
『ニッセイTOPIXインデックスファンド』
『eMAXIS Slim 新興国株式インデックスファンド』
この二つだけという事実です。
足引っ張ってるやん!まるで日本の政治家のように、日本国民の足を引っ張ってるやん!
もうね、アメリカ株関連は僕が買い集めているETFであるHDVも含めて、2/25時点で全部プラスになっているんですよねー。
逆に言えば、アメリカ株関連以外は、全部マイナスってことなんです。
これ、買い続ける意味あんの?
そこで冒頭に書いた、資産運用で足引っ張ってるんじゃないか疑惑が沸いてきたわけです。
資産効率を求めるか、リスク分散を求めるかの分かれ道にきているかも
資産運用って色んな方法論があると思うんです。
結果的に自分がやりやすいものを選び、経験し、取捨選択をしていけばいいと思うのです。
ですから、何事もやってみることは大切ですし、やらなきゃわからないこともたくさんあります。
そのうえで、例えば僕が初めて資産運用を始めます、という方におすすめしているのが全世界投資という戦略です。
なぜなら、それが一番わかりやすいし、リスクが低いからですね。
しかし、資産効率から言ったら、それが一番いいという保証はありません。
現に、日本株と新興国株が足を引っ張っていますからね。
もちろん、全世界投資が悪いってわけじゃないですよ。
あくまで資産運用をし続けていく中で、より効率がいいものを求めようとするのは当然のことです。
何しろ僕たちは、資産運用でお金を増やし、将来やりたいことを実現するって目的があるのですから、そこに早く到達するためには、より効率が高いものを選ぶべきなのです。
あ、自分が許容できるリスクの範囲内で、ですけどね笑
結論
ということで、現在ある程度積み上がっている投資信託ですが、一部または全部を停止して(状況によっては一部売却して)、その浮いた資金を他の投資資産に投下していこうかなと考えております。
一応めどとしては2月いっぱいまで積み立てを続け、3月からシフトしていく予定です。
どうせやるなら早ければ早い方が良いですからね。
僕は資産運用にはこだわりがあって、出来るだけ楽に、簡単にがモットーです。
ですので、何もかも自動的ってのが理想的なのですが、そもそも僕が資産運用で求めているものが不労所得なものですから、実は投資信託を積み立て続けるのはちょっとズレてます。
その”ちょっと”が先々になって大きく影響してこないように、ここらでバチコンと不労所得の獲得に集中していきたいと思うのです。
だがしかし、だがかかし、何度も書きますが、投資信託を積み立てることが悪いわけじゃありません。
むしろめちゃくちゃおすすめしています。
リスクを抑えつつ、定期的に資産を積み上げるにはもってこいの投資商品です。
投資初心者や、時間がないサラリーマン、サラリーウーマンなどが何も考えず資産運用するために最適なのが、この積立投資信託です。
それをやり続けていったうえで、もうちょっとリスクを背負ってもいいかな、と思った時、次の段階にシフトしていけばいいのです。
そのまま投資信託を積み立て続けても、まったく問題ないのです。
そのどちらを選んだとしても、プラスの人生をもたらしてくれることは間違いないですからね。
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