ブログの方向性を悩んでいる人って、結構いると思うんですよね。
かくいう僕もその一人でした。
そこで、悩める子羊(おっさん)の僕は、インターネッツという電子世界にダイブして、ブログの方向性を決める方法を調べてみました。
すると、とある情報が飛び込んできたのです。
その情報によると、ブログの方向性を決めるうえで、2つのポイントがあるというのです。
ということで、その大切だといわれている2つのポイントを、超ざっくりですがまとめてみたいなと思います。
目次
ブログの方向性を決める2つのポイント
ブログの方向性を決めるうえで大切な2つのポイントは、自分が運用しているブログが「特化型ブログ」なのか「雑記ブログ」なのかをしっかりと定義づけることが大切なんだそうです。
ポイント 特化型ブログ 雑記ブログ
例えば、これから行きたい場所があったとしても、今自分がどこにいるのかわからないと、どんな手段でどうやってそこに行けばいいかわからないですよね。
いま立っている場所から北海道に行きたいと思っても、飛行機で行けるのか、船で行けるのか、もしかすると電車や、自転車で行けるのかすらもわかりません。
今の自分の居場所がわかるから、そこからの行き方を調べることができます。
それと同じで、今の自分のブログが、どういう特徴を持っているかがわからなければ、これからどう改善していったらいいのか、さっぱりわからないですよね。
そのため、今の自分がどういったテーマでブログを運用してきたのか、または行きたいのかをはっきりとさせておくことが大切だというのです。
そこで重要なのが、この特化型ブログと雑記ブログという、ブログのテーマ分けです。
じゃあ具体的に、特化型ブログと雑記ブログっていったいなんなの?について見ていきましょう。
特化型ブログとは?
特化型ブログとは、何か特定のテーマに絞って書いてあるブログのことです。
例えば、
サッカーの戦術についてそれぞれのチームに応じて考察されているブログ
美肌効果が期待できる商品ばかりを集めた美容系に特化したブログ
ベルギー旅行でおすすめの、マニアックなカフェの紹介ブログ
このように、決まったテーマに絞って書かれているブログが、特化型ブログの特徴です。
特化型ブログにおけるメリットとは?
じゃあ、そんな特化型ブログには、どういったメリットがあるのでしょうか?
そもそもとして、広く浅くを取り扱うスーパーよりも、そのジャンルに特化したお店の方が、より詳しい話を聞くことができますよね?
例えばiPhoneについて細かく聞くとしたら、固定電話しか持っていない人より、実際に使っている人に聞いた方がずっと詳しいでもんです。
それと同じで、特定のジャンルに絞られたブログなら、そのジャンルをもっと色々知りたい人からしたら、見に行きたくなるサイトというわけです。
そうすると、自ずと固定客が生まれ、安定したアクセスが見込めるようになる…という寸法ですね。
特化型ブログのメリット
そのジャンルについて詳しく書いてありそうだと思われ、定期的にアクセスされやすい
特化型ブログの2つのデメリットとは?
そんな特化型ブログですが、僕が思うデメリットが2つあります。
ひとつめは、その専門性の高さのせいで、調べるのに時間がかかったり、文が長くなりがちなので、どうしても1記事を上げるのに時間がかかり、その結果更新頻度が少なくなりがちという点です。
そしてもうひとつは、ネタを考えるのが非常に難しく、ジャンルを絞った結果、ネタ切れになりがちという点です。
特化型ブログのデメリット
情報収集に時間がかかる
ネタ切れになりやすい
文章を書くのって案外簡単なようで難しく、できるだけわかりやすく読みやすい文を心がけないといけません。
でないと、折角アクセスされても『このブログ読みにくっ!』って思われて、もっとわかりやすいサイトに、すぐに移動されちゃいます。
つまり、特化型ブログを運用するには、非常に労力がかかるってことです。
雑記ブログとは?
さて、次に雑記ブログについて。
読んで字のごとくなんですが、特化型ブログとは真逆の、特にテーマが決まっていない、なんでもごちゃまぜブログがこの雑記ブログの特徴です。
例えば料理について書く日もあれば、ハマっているゲームについて書く日もある。
はたまた今日読んだ本の感想を書いてみる…などなど、自分の趣味や興味などがベースになったブログになります。
雑記ブログのメリットとは?
雑記ブログはそのテーマ性の無さから、ある意味で自由に書いていけます。
自由に記事を書けるっていうことは、記事ネタは日常生活のいたるところに転がっているので、それを利用することでいくらでも書けるってことですね。
すると、その記事ネタの豊富さから、ブログの更新頻度が高くなります。
ブログサイトを運用するうえでポイントになってくるのが、やっぱり更新頻度の高さですよね。
いくらサイトが面白くても、更新頻度が低いようだとアクセスも増えません。
でも更新頻度が高いのなら、世間の目に振れやすくなる分、たとえ文章や情報の質が低くても、それなりにはアクセスも期待できるのではないでしょうか。
なにより、気軽に記事を書けるので、変に凝ったものを作ろうとしなくてもよいので楽ですよね。
そして記事を更新し続けながら、文章力を鍛えていくこともできるので、一石二鳥です。
雑記ブログのメリット ノンジャンルなので、気軽にブログを更新できる
雑記ブログのデメリットとは?
ノンジャンルで書けるのが雑記ブログの特徴ですが、もちろんデメリットもあります。
簡単に言うと、記事の質が低くなりがちで、ジャンルを絞っていないもんですから、定期的に見に来る人は少なくなると思っています。
やっぱり、詳しく書いてあるわけではないので、どうしても情報の質は低くなりますよね。
アクセスされやすい記事の作り方として、『専門性』『網羅性』『信頼性』という3つのキーワードを意識したブログづくりが大切だと言います。
これを意識したブログづくりをしないと、アクセスされませんよーとのことです。
なお、この『専門性』『網羅性』『信頼性』については、次の書籍を繰り返し読んでおくといいですよっ。もっとも、自分のブログがしっかりできているかと言ったら、またそれは別な話…笑
▼沈黙のWebライティング▼
ところが雑記ブログだと、この3つのキーワードを意識したブログづくりはなかなか難しくなるのです。
なにしろノンジャンルなので、話題はあちこち飛びます。
昨日書いていた記事と、今日書いている記事の関連性は皆無です。
情報の裏をしっかりととって書く…という手間は基本かけません。
こんなことがあるので、記事に質を求めているような人はアクセスしづらく、固定客がつきにくくなるのです。
雑記ブログのデメリット
・記事の質が低い
・専門性がないので、固定客がつきにくい
自分のブログテーマを振り返ってみた
さてさて、ブログ運営におけるこの二つの方向性を頭に叩き込んだうえで、今までの自分のブログ運用を振り返ってみました。
もともとは、投資信託をテーマにした記事作成を心がけていました。
が、別段そんなに書くことも思いつかず、投稿頻度も落ちていきます。
このままじゃいかん…もっと楽に記事が書けないものか、と悩んでいた日々。
そんなある日、ふと
『だったらいっそ、雑記を織り交ぜながら書いてみたら続くんじゃない?』
と思ったのです。
つまり、次のような流れで、僕のブログ運用の方向性が変わっていきました。
メモ
特化型ブログ
↓
特化型ブログ+雑記ブログのハイブリッド型
そしてそれに合わせて?サーバーの変更、ドメインの変更、有料テンプレートの採用などを経て、今の状態になったという訳です。
まとめ
これを読んでいるあなたが目指すべき、ブログの方向性をおさらいすると、次の2つになります。
特化型ブログを目指すことで、より専門性が高いブログにしていく 雑記ブログを目指すことで、気軽に更新頻度を高めていく
基本的にはこのどちらかを目指していけばよいと思います!
ですが最初はどうしたらいいかわからないと思いますので、まずはブログを書くことに慣れること…ということで、雑記ブログをオススメしています。
その後、特定のジャンルに記事が偏ってきたなぁ…と感じてきたら、その記事をジャンルごとに別ブログにまとめて行けばいいのです。