社会のインフラ整備がますます近未来化しているなか、時代に取り残されている社会があります。
その一つが、公務員という社会です。
書籍『富の未来』の著者であるトフラー夫婦の言葉を拝借させていただくと、『早い車と遅い車』というタイトルで、様々なモノのスピードを解釈しています。
先頭は、フェラーリのごとく最高速度で突っ走っている企業について触れています。
常に技術革新、サービス向上、最大効率化、コスト削減など、全速力で未来へと突き進んでいるのがこれら企業です。
ちなみに、最下位は法律…今の日本の憲法問題を考えていると、納得いきますわね笑
さて、それを踏まえて、今回のテーマである公務員の社会はどのぐらいのスピードを出しているかですが。
書籍内では明確な位置づけはされていませんが、この世の中の公務員を取り巻く環境を鑑みて主観的な見方をしてしまうと、
『鈍足の亀』
いやむしろ、
『公務員はスタートライン上で寝ている亀』
程度のスピード感しか持ち合わせていないように思えます。
完全に主観的な見方なので、多分にバイアスがかかっている点はご了承いただくとしても、少なくとも日本の現状を考えると、そう見えてもおかしくはありません。
もっと思考をビジネス的に、最高速度を出している企業のように、考える必要があります。
目次
悪しき公務員の習慣を洗い出すと
公務員でいの一番に思いつくのは役所と学校の先生です。
そのうち、今回は役所の方にスポットを当てていきたいと思います。
さて、ずばり書きますと、彼らは果たして我々国民の役に立っているでしょうか?
いや、立ってるよ!と言う方ももちろんいらっしゃると思うのですが、僕から言わせれば果たしてそうだろうか…と疑問符がつくことがいくつも思いつきます。
まずそもそもとして。
役所が開いている時間がおかしい点。
もし国民のためを思うなら、国民が働いている時間に空けておくことに意味はありませんよね?
役所に行くときは、どうしたって働いている時間ではない時です。
住民票を一つとるにしたって、役所が開いている時間に行かないといけない…そうなってくると、仕事を抜け出さないといけない…結果仕事に支障をきたすから、抜け出せない。
こういうループが生まれた結果、物事が先送りされまくります。
そして業務の無駄の多さ。
たった一枚紙を出してもらうのに、どんだけ時間がかかんねん。
書くことが多すぎるばかりか、似たようなものをどれだけ書くんだとか、いやそもそも紙にハンコを押すとかもう時代錯誤すぎじゃないか?
もし公務員が国民のためを思うなら、役所のシステムはこう変えてみる
おそらく公務員は国民のためにいる訳じゃないですよね。
国民よりも、国や政府の顔色しか見てません。
あーあと、自分たちの保身のためぐらいでしょうか。
でなければ、ここまで国民にとって無駄な時間をかけさせるようなシステムを続けようとは思わないでしょう。
ですので、国民のためを思うなら、いっそすべてをデジタル化してしまってはいかがでしょうか。
名付けて、公務員排除計画…もとい、
公務員デジタル化計画
公務員デジタル化をするための弊害を取り除け
どうしても役所が開いている時間が、一番のネックだと思います。
ですから、その時間を撤廃する一番の方法は、自宅にいながら全て完結できるようなシステムを作ってしまうことだと思います。
まぁつまり、ネットを使いましょうってことなんですけども。
そのために弊害になっているのが、ハンコシステムと、紙システムです。
つまり僕が言わんとしてるのは、このハンコと紙という時代の波に取り残されている古びたシステムを破壊することなんです。
これができれば、一気に役所もデジタル化が進むでしょう。
使えない公務員は、全て蹴散らしてしまえばいいんです。
ハンコシステムと紙システムを失くした先に何があるの?
じゃあそんなハンコシステム(略、を減らしたら、何で本人を証明するんでしょう。
そこで登場するのが、クレジットカードの決済で使われているような、タブレットに電子サインを書くシステムです。
結構街中で見かけるようになった電子サイン。
ペンとタブレットがあって、そこにサインを書くと電子的なサインとして認識されるじゃないですか。
それを役所の書類に利用します。
ようは、そのペンとタブレットを国が各家庭に配布して、それを基にWEB書類にサインをする。
これで本人証明にしようって腹です。
そりゃもちろん、ハンコ業界と、紙業界からは猛烈な批判を浴びるでしょう。
しかし、そんなこと知ったことではありません。
時代の流れとともに環境が変わるのが当然です。
むしろ、必要とされていないものは積極的につぶしていかなければいけません。
そういう悪しき習慣が日本をダメにしてきているのですから。
必要とされていないことを自覚し、新しい時代にマッチするものを作り上げていくことこそ、企業の勤めです。
つか冷静に考えて、複製が容易なハンコってぶっちゃけ証明の価値なくね?(爆弾発言
もはや個人情報を街から街へ移動させる必要すらない
住民票を引き続き例にとっていきますが、こいつを引っ越し先などに移動させるには、
①元の住所がある役所に行って転出届を出して書類を発行してもらう。
②引っ越し先の役所に行って転入届を出す。
つまり、2度も役所に行かなければいけません。
住んでいる近くにあればまだいいのでしょうが、離れていたり、時間の都合がつかなかったりしたら、後々めんどくさいことになりますし。
その点、住民票に関しては全てクラウド上で管理し、いちいち街をまたいでデータを移動させるのではなく、データを書き換えるだけで住民票の移動を完了させる。
自宅でカタカタやるだけで、どこにも出かけることなく完了するわけですから、めちゃくちゃ楽です。
かかるランニングコストは、サーバー維持費と電気代、故障の時のメンテナンス代ぐらいでしょうか。
公務員を雇うよりは圧倒的に安く済むんじゃないですかね。
うん、こうして考えてみると、我ながらめっちゃいいアイディアです。
もし仮に認証に多少の時間がかかるとしても、一旦申請してしまえば、あとは勝手に合否が出てくるでしょうから、それまでいちいち待っている必要ありませんよね。
国民の幸せを思うなら、公務員の業務はデジタル化するべき
てことで、ざっくりとですが役所にいる公務員の業務のデジタル化とそのメリットなんかを書いてみました。
他の公務員も考えればデジタル化ができるはずです。
それもまた考えてみたいなと思いますが、基本的にはインターネットを介してやることになるはずです。
あくまで土台にあるのは、公務員は国民の幸せのために働くこと、です。
現在のシステムでは、まったくもって国民のためを思うシステムではありません。
仮にデジタル化はできなくても、
・役所が開いている時間は午後5時~午前1時。
・毎日営業。(当然土日も含む)
これぐらいはやって当然です。
それができなきゃ公務員はただ飯ぐらいのゴミです。
いやいや、もっとほかの仕事もしてるんだよ!
ふざけんなよ!という言葉もあるかもしれません。
では逆に聞きたい。
その業務、人いりますか?
機械に任せることはできますか?
そのための努力はしてますか?
おあとがよろしいようで。