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【米国株投資】マネーロンダリング提訴を受けているウエストパック銀行【WBK】から配当が届いたけど素直に喜べない【2020年1月6日】

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どうも、さびやんです。

 

さて今回は、以前まで保有していたオーストラリアの銀行株、ウエストパック銀行【WBK】から、配当金が届いたっていう話を書いていきたいと思います。

今は保有していないウエストパック銀行【WBK】から配当が届いたよ

以前の記事で、ウエストパック銀行の株は売却しちゃったよ、という話を書きました。

【米国株投資】ウエストパック銀行【WBK】をマネーロンダリング提訴を受けて光の速さで損切した話

とはいえ、権利確定日までその株を保有していれば配当はもらえる仕組みなもんで、売却前にはしっかりと確定していたようです。

そんなわけで、当時は2株持っていましたので、その分の配当金がこんな感じで貰えました。

見ての通り、1.64ドルもらえております。

やったね!

ウエストパック銀行【WBK】は高配当株だけど、日常的にマネーロンダリングしていた疑惑の銀行でもある

さてさて、こうしてみるとやはり高配当銘柄であるオーストラリアの銀行、ウエストパック銀行【WBK】は目に見えて高い配当金を貰えます。

 

そういった意味では魅力的な銘柄ではあるんですが、マネーロンダリングを相当回数していたのでは?という情報も明るみになりました。

その回数なんとなんとの2300万回ですからね。

数字がバグっていますね…

 

それらを考えたとき、いわば株を買ってその企業をサポートする投資家としたら、ウエストパック銀行【WBK】に投資するということは、マネーロンダリングを行っていたであろう銀行を間接的にサポートすることになります。

確かに高配当なのはわかるのですが、それがいかに危険ことかって話です

もし仮にウエストパック銀行【WBK】が本当にマネーロンダリングを行っていた企業だったとしましょう。

つまり、そんな株を買うということは、投資家自身もマネーロンダリンクに加担していることに繋がります。

 

そのため、僕としてはこのマネーロンダリングの問題を非常に重要だと考えているので、あっさり全ての株(つっても、2株ですが笑)を損切した次第です。

ウエストパック銀行【WBK】の問題は、その隠蔽体質にある

今回のマネーロンダリング情報の出所がAUSTRACと呼ばれるオーストラリアの政府機関で、金融取引を監視する機関だそうです。

 

ですが、そんな政府機関に見つかるまでは、膨大な量のマネーロンダリングが行われ続けていたことになります。

 

そもそもこの話題の本質は、ウエストパック銀行内部でマネーロンダリングが組織的に行われていた点です。

 

もしAUSTRACの情報が正しければになりますが…

 

ここまで巨大な取引回数を行っていれば、銀行内部で気付かない訳がありません。

何しろマネーロンダリングは、犯罪行為ですからね。

しかし、知ってか知らずか、日常的に犯罪行為を繰り返しています。

 

これは、犯罪行為だと知っておきながら、行っていたことが予想できます。

ということはこれは、犯罪行為を日常的に行っていることを良しとしていたということです。

 

そしてそれを、知っていながら隠していたってわけです。

つまり隠ぺい工作していたってことですね~

 

しかしそれがAUSTRACに追及されてしまった。

その結果CEOが辞任したわけですが、じゃあ仮にバレなかったら?

当然辞めることなく続けていましたよねって話です。

ウエストパック銀行【WBK】はこれからどうなっていくのか?

どうやらまだウエストパック銀行【WBK】は、マネーロンダリングなどについての事実をハッキリと表明はしていないようです。

ぱっと見、そういった風潮になっている状態ではありますが、認めていない以上言い切るのはよろしくないですからね。

 

ですので、いまだあくまでマネーロンダリング疑惑企業と言うべきでしょうか。

 

とはいえ、流石に調査が入って事実が明るみになる日は、割と近いように思います。

そうなった時、初めて大きな変化が株式市場に起きるような気もします。

 

それまでは、配当金目あえてに買うことなく、ノーポジで行きたいものです。

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