どうも、さびやんです。
「最近、何故かわからないけど、ちょっとずつお金が減っていってる気がする」
あなたはこんな悩みを持っているかもしれません。
「でも別になんとか生活は出来ているし、そんなに気にしていない」
こんな軽い気持ちでいるかもしれませんね。
ですがちょっと待ってください。
そのままほったらかしにしていると、
収入よりも、支出の方が多くなってしまう可能性があります。
そうなってしまったら、あとは破産を待つだけです。
そんなの嫌ですよね。
破産しないためには、
お金が減っていっている原因を突き止めなければいけません。
そこで一つ思い当たる節があります。
あなたが抱える「お金が減り続ける一番の問題」は、
負債になるモノを抱えているからかもしれません!
「ふ、ふ、負債!?べ、別に借金とかないよ!」
確かに借金も負債のうちの一つです。
でもその借金は、自分がちゃんと「借金」だとわかっているもの。
ここでのポイントは、
自分が気付いていないところで、負債になっているものがある
という可能性を考えることです。
その負債を洗い出して整理が出来れば、
自分が払う必要がないお金を、劇的に減らすことができます。
逆に言えば、今まで減り続けていたお金が、貯まり始めるということです。
そこで今回の記事では、いったい何が資産で、何が負債なのか。
それをさまざまなモノを例にとって、考えてみようではありませんか。
▷ 資産の基準と負債の基準を考える
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバートキヨサキ氏の言葉を借りれば、
資産と負債の定義は決まっているそうです。
資産とは:あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
負債とは:あなたのポケットからお金を奪っていくもの
このように定義しています。
なんともわかりやすい表現ですね。
あなたはそれを持っていればお金が入るものを持っていますか?
はっきり言って持っていないと思います。
では逆に、あなたのポケットからお金を奪っていくものは、
たくさん思い当たりませんか?
いやいや、お金に換えられない価値がある!
というご意見もあることでしょう。
なにしろ、マ〇ターカードのCMとかそんなこと言ってましたしね。
ですが悲しみのお知らせをせねばなりません。
ロバートキヨサキ氏は、さらにこうも言っています。
お金持ちは資産を手に入れる。
中流以下は負債を手に入れ、資産だと思い込む
※ちょっと表現を変えています。
はい、マ〇ターカードに価値があるものだと思い込まされていました。
いやもはや、マ〇ターカードは関係ありません。
もちろん、資産だと思い込んでいるものを手に入れると、
生活は便利になりますし、楽になります。
新しい服を買ったら気分がウキウキしますよね。
そういう効果は、確かにあります。
ですが間違えてはいけないのが、
それ自体を持っていても、決してお金が入ってくることはない
ということなんです。
それでも納得がいかない…という方はたくさんいるでしょうね。
そこで、実際に自分が持っているものが資産なのか負債なのか、
深く考えてみようではありませんか。
▷ 持っているものは本当に負債なのかを考えてみる
ここでは、人が持っているであろうモノにスポットを当て、
資産なのか負債なのかを考えてみようと思います。
特に、資産っぽく見えるモノで考えてみましょう。
■ 持ち家は資産なのか?
持ち家を資産だと思われる方はたくさんいらっしゃると思います。
これだけ大きなお金をかけて買っているのですから、
価値があるに決まっていると普通は考えます。
確かに、価値がないわけではないんです。
しかし悲しいことに、持ち家は負債なんです。
何故だと思いますか?
それは、家は持っているだけでランニングコストがかかるからです。
例えば家を持っていると、こんなことがありませんか?
・ドアノブが壊れた。
・トイレが詰まった。
・タイルがはがれた。
・電球が切れた。
・床がギシギシいう。
・備え付けの下駄箱の底板が割れた。
・お湯が出ない。
・電気配線がショートした。
・ガラスが割れた。
・etcetc...
こんなことが起きたら、自分だったらどうしますか?
まさかほおっておくわけにはいかないですよね?
修理するなりなんなりをしなければいけません。
しかし修理するとなると、それなりのお金がかかりますよね。
持ち家だからこそ、自分でお金を出して直さなければいけません。
また、税金という悪魔もついて回ります。
家を持っているだけで、毎年、固定資産税と呼ばれるお金がかかります。
ローン減税なんていうものもありますが、払うことには変わりありません。
そして持ち家には、致命的な問題があります。
新築で買った持ち家は、その瞬間中古になってしまい、
資産価値そのものが激減してしまいます。
買った金額よりも将来高く売れれば、
確かにそれは資産です。
しかしもともと家は、、一生ものとして買っているんですから、
将来売ることはありませんよね。
もし仮に売却することになったとしても、
その間維持費や税金は払い続けることになります。
つまり持ち家は、ポケットからお金を奪っていく、負債なんです。
持ち家は自分のポケットからお金を奪っていく負債
■ 車は資産なのか?
次に資産だと勘違いしがちのモノとして車があります。
しかしこれまた悲しいことに、
持ち家と同じく車も負債なのです。
同じように理由を考えてみましょう。
新車で買ったとしたら、その瞬間から中古です。
そしておよそ8~10年で、価値が0になってしまうと言われています。
資産もへったくれもありません。
車を乗り続けてたところで、一円もお金を運んできてくれません。
むしろ物凄いスピードで価値が落ちていきます。
そして持ち家と同様に、
車にもランニングコストがかかります。
・オイルを定期的に入れないと、車の調子が悪くなる。
・ブレーキの利きが悪くなったので点検に出さないといけない。
・タイヤがパンクしたので交換しないといけない。
・ライトがつかない。車のボディが汚れた。
・etcetc...
無限に書けますねこれ。
また、これも持ち家と同じように毎年かかる自動車税があります。
車検を通すためのお金がかかります。
車を停めておく駐車場代もかかります。
なんだか持ち家以上に、車は負債に見えますねこれ。
もはや疫病神に近い何かです…
車は、ポケットからお金を奪っていく負債
■ お金そのものは資産なのか?
さて、思い切った疑問を投げかけてみましょう。
お金自体は、資産なのでしょうか?
この考え方は、少し難しいですね。ですが、何とか考えてみましょう。
そこで改めて、先ほどの定義を思い出してみます。
資産とは、ポケットにお金を入れてくれるもの
ということは、お金を持っているだけで、
ポケットにお金が入ってくれば資産、
出ていけば負債ということになります。
さて、どちらでしょう。。。
もううすうす勘付いているのではないでしょうか。
そうです、まさかの展開。なんと、
お金は資産ではありません!
お金をただ貯金していても、お金は入ってきません!
これ、めちゃくちゃ大事なところですので、
しっかりとメモしておいた方がいいと思います。
だから、ただ貯金をしているだけじゃ、
お金持ちになれないってことですよね。
しかし、だからと言って負債でもないということもわかります。
ただ持っているだけでは、お金は出ていきません。
お金って不思議ですよね。
だからこそ、お金をどう使うかで、
資産にもなったり、負債にもなったりするということです。
▷ 終わりに
いかがでしたか?まとめていた自分も、
改めて考えさせられました。
・自分のポケットにお金を入れてくれるものが資産
・自分のポケットからお金を奪っていくものを負債
僕はこの定義を見た瞬間、鳥肌が立ちました。
と同時に、愕然ともしました。
この定義に当てはめて考えたとき、
自分が持っているものの全部が、まさに負債だったのです。
資産と呼べるようなものは一つもありませんでした。
よくもまぁ資産を築くことなく、生きてこれたものです。
ですが、これは別に自分に限ったことではありません。
世の中のほとんどの人は、
資産だと思い込んでモノを買っています。
これを知ってからは、今から自分が買おうと思っているものが
負債なのか、資産なんかを強く意識するようになりました。
投資家として目指すべきは、資産を作っていくことです。
もちろん、生活のために必要なものはそろえなければいけません。
資産じゃないからと言って、生きていけないようでは本末転倒です。
ただ、今自分が買おうと思っているものが、本当に必要なものなのか、
一時の感情で買おうと思っているんではないか…
この辺を意識しておかないと、資産を買ったつもりが
負債になってしまいかねません!
そうならないために、
自分のぽっけからお金を奪っていく負債ではなく、
自分のぽっけにお金を運んでくれる資産を手に入れていきましょう。
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