前回の記事では、住信SBIネット銀行が外貨積立に調子いいよって話を書きました。
その記事の最後に、外貨積立の裏側に真の目的がある…というニュアンスのコメントを残しました。
いったいその目的はなんだと想像できますか?
外貨を積み立てる時点で、勘の鋭い方はもしかすると気付いたんじゃないかもしれませんが、今回の記事では、その辺についてさらっとお答えしていこうと思います。
外貨積立預金を始めた真の目的とは?
先に結論を言ってしまうと、積み上げた外貨を元手に、海外ETFを買い付けて行く戦略を取っていこうと考えています。
もっと突っ込んだことを書けば、米ドルを積立で貯めていき、一定額が貯まったら、アメリカETFを買い付けてやるぜベイベーってことなわけです。
ということで、結果的に僕が積み立てを開始したのは米ドル、ということになりますが。
『ちょ待てよお前、前回の記事ではちょ待てよ、月々の買い付け金額超小額じゃんちょ待てよ?』
という、無駄に”ちょ待てよ”を繰り返すことで、『あいつキムタクってんじゃね?』ってバグ感を出していますが、言わんとしていることはまさにその通りで、少額すぎて買い付けるのに手数料負けする可能性がこのままでは非常に高いのです。
例えばアメリカ株を買い付けるには、一度に買い付けるときは大体10万円以上からでないと手数料負けをします。
ですので、超小額積立だったら、いつになったら買えるの?ってなるわけですよね。
その気持ちはごもっとも。
ですが、まあ落ち着きたまへ紳士淑女諸君。
”このままでは”と書いた通り、やりようによってはその手数料を抑えられるのです。
米国ETFの買い付け手数料を抑えることが出来る方法はこれだっ!
つまりどうすればいいのかというと…
【貯まったドルをSBI証券に動かして、そこで開設しておいたNISA口座で米国ETFを買い付ければ、手数料がかからないって寸法ですぜダンナ】
ってわけです。
ようは、NISA口座を使えば片道分ではありますが、米国ETFの買い付け手数料が無料になるサービスを行っております。
この辺の詳しい内容に関しては、別な記事で解説していますので、そっちをご覧くださいな。
この一連の流れを使えば、例えば僕がちまちまと買い付けている、『iシェアーズ・コア アメリカ高配当株式ETF(通称HDV)』を、別に10万円以上貯まる前に、ちょこちょこ買い付けることが出来るのです。
ね、お得でしょ?
HDVについては、買ったよ!的な記事を他で書いておりますので、そちらをご参照ください。
また、細かく買い付けられることで、このETFから吐き出される配当を再投資に回すことが出来ます。
例えば、吐き出された配当金を住信SBIネット銀行に移し、外貨預金として利息を期待する用に使うとかね。
当然、外貨積立で詰みあがった米ドルとETF等から吐き出された利息を合算して、さらにETFを買い付ける流れに持っていきます。
忍法お金ぐるぐる増加の術!です笑
あとは膨らんでいく資産を、にやにやしながら見ていけばいいのです。
どうです?この話を読んで、投資をしたくなってきませんか?笑
もちろん、米国ETFでなくても構いません。
外貨積立をする金額を例えば月1万円とかにして、純粋に10万円程度たまったらアメリカ株を買ってもいいでしょう。
※この場合はもちろん手数料がかかります。あくまで米国ETFの買い付け時のみ無料です
つまり、次のような流れでこの戦略を使っていきます。
・住信SBIネット銀行を使い、貯金感覚で外貨(米ドル)を定期的に積立てる(自動
・積みあがった米ドルをSBI証券に移す(手動
・米国ETFを買い付ける(手動
・米国ETFから落ちた配当を住信SBIネット銀行に戻し、一定金額米ドルが貯まるまで放置(手動
ただ、弱点があるとすれば、積立までは自動化ができているのですが、そこから先が手動という点です。
今の所、SBI証券はこの辺を自動的にしてくれるサービスはなさそうなので、これからに期待って所ではあります。
おわりに
最終的には米国ETFを定期的に買い付ける、という流れに持っていくための外貨積立預金です。
もちろん、シンプルに外貨積立預金だけでも資産運用をしている実感はわくと思います。
そこをきっかけとして、慣れてきたら僕のように他の投資商品を買い付けるような使い方にされてもいいかと思います。
これらの資産運用戦略を選択するのはあなたの自由です。
ですが以前も書いた通り、毎月500円から外貨積立を始められるのですから、資産運用の一つとして、試してみても面白いのではないでしょうか?
資産運用を始めるのが早ければ早いほど、これからまだまだ続く人生を、より安心して過ごせる可能性がぐっと高くなりますよっ
それではまた次の記事でお会いしましょうノシ
さびやんでしたっ
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■今回の記事の内容でご紹介した関連サイトのご紹介■
今回の資産運用戦略を実践したい方は、こちらのふたつの口座を作っておいてくださいね^^