日記みたいなコラム

アンケートをなんの疑いもなく信用してはいけない4つの根拠

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あなたは、アンケートって信用していますか?

このネット社会、実に様々なアンケートが出回っていますよね。

 

ですが一つだけはっきりしていることは、実はそんなアンケートほど、信用できないものはないってことです。

 

それはなぜか?

僕が思いつく限り、次の4つの理由があるからです。

 

① 母体となっている参加者の属性

② 社会的証明の原理の影響

③ 管理者の意図した票の操作

④ 質問のしかたによる操作

 

それらをざっくりと解説しておきますね。

アンケートと参加者の属性問題とは

いったいどういう人が参加をしているかで、アンケートの正確性に大きな影響が出ます

例えば、インターネットでアンケートをする場合、いかにも不特定多数の参加者から公平公正な票が生まれると思われがちです。

 

しかしそもそも、インターネットをやっている人たちの年齢層を考えると、基本的には若者が多くなりがちです。

よって、年配の方の絶対数は少なくなりますよね。

ということは、インターネットでのアンケートは、偏った結果になります。

 

もう一つ例を挙げましょう。

 

よくある固定電話へのランダムアンケートも、やはり非常に偏った結果になります。

今のご時世、固定電話を設置している人は、団塊世代、特に年配の人たちが多くなります。

そんな人たちに、例えば今の若いモデルの子のことを知っていますか?と聞いたところで、ほとんど知らないと答えるのが当たり前です。

それがどんなに有名だったとしても…ですよね。

 

僕なんかは、テレビを1秒も見ないので、最近の芸能人なんかさっぱり知りません。

それと同じことで、その人の属する世界によって、情報の偏りがあるのは当たり前なのですから、このようなアンケートシステムには何の価値もないことがわかります。

アンケートと社会的証明の原理の問題とは

人は多くの人が賛成しているモノ、反対しているモノを信用してしまいがちです。

 

これは、心理学的に言えば社会的証明の原理というのですが、みんながやっているから正しい、みんなが反対しているから反対、と考えるのです。

 

例えば、アンケート中の推移が見れることがありますよね。

あれが最初の段階である程度偏った状態が作れれば、その後は社会的証明の原理から、そのまま偏った状態で進んでいくことはほぼ確実です。

 

これは、みんながそっちに投票をしているから、じゃあ自分も投票するのが正しいよね…という考えからです。

 

ラーメン店が、この味噌ラーメンが人気ですよ~と紹介していれば、『みんながおいしいって言って人気だから、自分も食べようかな』…と思って注文するのと一緒です。

おかしなことを言っているように聞こえますが、人気だから人気になるし、投票されているから投票される、というわけです。

 

だからそれを悪用して、サクラを準備して先に評価を上げておき、それを見たユーザーがいいお店だから…と思って来店する流れは、ごまんとあります。

実際に食べて大しておいしくなかったとしても、ですよ。

 

ユーチューブとかフェイスブックの良いねボタンとかは、まさにそういった効果を狙ったものだとも言えます。

アンケートと管理者の意図した票の操作問題とは

もしかすると一番根が深い問題がこれかもしれません。

つまり、いくらアンケートを取ったところで、その票は発行管理者がいかようにも操作して発表することが出来るという点です。

 

例えば、1000人に電話アンケートをしました!と言ったところで、その数字を証明できるものが何一つないのです。

 

実際に本当にそれだけの数をやっていたとしても、根拠がないんです。

また、結果に関しても、『本当にそういう数字になったのか』という証明ができません。

いくら第三者機関が調査しましたとか説明したところで、グルになっていたら元も子もありません。

 

つまり、言ったもん勝ちなんです。

 

ということは、アンケートの発起人の思うがままに、発表する数字をコントロールし、意図した方向に世論を誘導することなんてお手の物です。

 

世論捜査を好き放題出来るってことですね。

 

本来であればそんな怪しげなものを信用するほうがおかしいのですが、社会的証明の原理と絡めて使えば、人は一定数はアンケートの結果を信じるわけです。

だからテレビなどのメディアは、世論捜査がたやすくできますし、実際にいままでも彼らの都合のいいように情報操作をされてきたわけです。

 

僕がテレビを全く見ないのもそれが原因です。

ま、時間の無駄ってのもありますけどね。

アンケートと質問のしかたによる操作問題とは

これもずいぶん悪質な話です。

アンケートの中で、表現の仕方や順番などで、答えてくれる人を意図的に操作させることが出来ます

 

例えば、次の二つの例を見てあなたはどれを選ぶでしょうか?

※質問AとBの空の条件は全く同じとします。

質問A

今日は晴れていると思いますか?次の3つからお答えください。

① 晴れている

② 少し曇っている

③ 雨が降っている

 

質問B

今日は少し雲が出ていますね。

さて、今日の天気はいかがだと思いますか?次の3つからお答えください。

① 少し曇っている

② 晴れている

③ 雨が降っている

いかがですか?

質問Aは、ほとんどの方が①の晴れているを選ぶことでしょう。

 

しかし、質問Bの場合はどうでしょうか?

今度は一定数の人が、①の少し曇っているを選ぶことでしょう。

 

なぜ質問Bの方が、①の少し曇っているを選びやすいかというと、大きく2つの理由が考えられます

 

ひとつめは、『今日は少し曇っていますね』という文言を頭に打ち込むことで、多少なりとも雲が出ていることを意識させている点。

もうひとつは、①に少し曇っているという選択肢を置いたことで、先ほど打ち込まれた雲が出ているという情報に関連している点。

 

これにより、より①の選択肢を選びやすくしているわけです。

自分の意志で選んだつもりが、選ばされていることになるってわけです。

 

こういった心理的な誘導を、アンケートの中で行うこともできるというわけです。

ですから、心理誘導が施されているようなアンケートには、公平公正を謳えるような価値がないのです。

おわりに

アンケートって本当に怖いもんで、今回上げたような様々な意味で信用ができないもんです。

 

日本は民主主義国家ではありますが、こういった意図した操作は容易にできてしまいます。

逆を言えば、意図的に民主性を作ることも可能ってことですね。

 

ですから僕たちができることは、そのアンケートの意図を読み、対象としている人の属性がどういったものなのかを知ったうえで、本質を土台とした判断をしていくことが大切になってきます。

 

本当の意味で重要なのは、アンケートを受けなかった人たちの意志、なんだろうと思うのですけどね~

深読みすると、そのアンケートに答える価値はない…ってことなんでしょうが。

 

では今回はこのへんで^^

今回の記事で参考にした文献


影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 


――!今回の内容に関連した記事を2つご紹介!――

それは、自分が考えた結果の選択じゃないかもしれない
その選択はバグってる思考の結果?行動心理学的に正しい選び方を考える

人間は自動的に体が反応しているかも
『書籍』影響力の武器を読んで人間の行動心理を学ぶ① カチッ・サーの威力がやばい件

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