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【FXトレード】頭をハンマーで殴られたような大損失の日-31.5pips【2019年8月15日】

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あなたは、頭をハンマーで殴られたことはありますか?

 

あります!って答える人がいたら、そもそもとして、そんな殴られる状況になっていること自体がどうかしています。

 

でも僕は今回、思いっきりハンマーで殴られたような状況になってしまいました。

それがタイトルにある、トレードでの大損失です…

2019年8月15日のトレードを振り返る

全9戦中4回が微勝利、3回が中損、そして残りの2回が大敗でした。

結果、-31.5pipsという壊滅的な損失を上げてしまいました。

ひでぶ。

 

そこで今回は根気よく、そのトレードを振り返ってみようじゃないかと思います。

ドル円5分足 その1

この画像の中ではトレードが二つあります。

ひとつは大きな損になりました。

エントリーの根拠として、MAで反発したことを確認してトレードしました。

 

が、伸びることなく無駄に粘ってしまったのが反省点です。

 

そもそも、このエントリーに関して言えば、実はより長いMAで反発して下落してきていました。

チャート上にある青のMAですね。

これ、1時間足のMAなのですが、そのMAに反発してきた後に5分足のMAまで下落してきています。

 

この時点で非常に怪しいを考えるべきでした。

いやもとい、そう考えていたのですが、短期MAがある…というバイアスが優先され、エントリーをしてしまったという経緯があります。

 

結果として、ほとんど伸びることなく1時間足MAにトライした波の起点を下回ってきました。

そこでジエンドです。

 

そしてもう一つのトレード。

これもこれで後で見直すとあんまりよくない。

 

そもそも、このトレードにあんまり根拠がないんですよね。

強いて言うなら、安値を割ってきた後、下落が続くことなく止まってきたので、反転上昇を期待してポジションを取りました。

 

結果としてはそんなに悪くないトレードではあったのですが、利食いポイントを絞れることなくのポジションなので、決済が遅れてしまい、含み益が半減してしまいました。

 

よりにもよって、含み益が一番少なくなったところで利食いしてしまったところに、相場は感情に操作されているって所が垣間見えます。

そしてその感情の一部に自分も乗っかってしまったとも言えます。

ドル円5分足 その2

ショートポジションをとったトレードです。

上昇相場からの反転下落を狙っています。

 

このトレード、実は割といいトレードでした。

狙いがはっきりしていて、高値圏で高止まりをしたところを狙ってショートしたのです。

 

ビビって伸ばすことはできませんでしたが、青の1時間MA付近まで落ちることを考えていたので、耐えられるメンタルがあれば、しっかりとした利益に繋がっていたと思います。

問題児、ユーロ円1分足を細かく振り返ってみる

問題児がこのチャートにあるトレードどもです。

わかりやすくするために1分足チャートを表示しています。

 

さて、この画像のうち、左の方にあるダウントレンドでのショートエントリーはまだわかります。

(勝ったり負けたりですが)

 

問題は赤のラインと矢印、ばってんで表している2つのトレードです。

 

短期的なMAをブレイクしても、トレンドが変わったわけではない

そのうち1回目では、1分足のMAをうわ抜けたからと言って上昇するとか誰も言っていないのに、なぜかロングしています。

これは、明らかに感情トレードで、例えば5分足のチャートを見ると、あくまでまだもみ合いの中のちょっとした動きに過ぎません。

それをなぜか上がると考えました。

この時のユーロ円の5分足を見てみると、それがより顕著にわかります。

その時の画像はこちら。

ユーロ円5分足

ピンクの丸の所がさっきの1分足の所です。

んで、白の水平ラインを引いていますが、思いっきり頭を押さえられていますよね。

この状態にあるのに、なんで上昇するって考えてしまったのでしょう。

 

それはずばり、1分足という短期足に振り回されてしまったからにほかなりません。

もっと言えば、この1分足で相場が反転していると思い込んでしまった…ここから相場が反転上昇するから先に入っておきたい…という欲望に負けてしまったことが挙げられます。

損切したばかりなのにポジションを持つ

2番目のトレードも似たようなものです。

たった今損切に合ったばっかりなのに、その損切ポイントでなぜかロングを放り込んでいます。

もはや意味不明トレードです。

 

もし仮にそこで上がると思っているのなら、ここで損切をする必要がありません。

なぜなら、ここから上がると思っているなら、今持ってるポジションをカットする必要がありませんからね。

 

しかし、現にやってしまっています。

 

まぁ2回目は悪いっちゃー悪いトレードなんですが、相場は高値や安値をブレイクした瞬間に反発することがままあります

高値安値を抜けた瞬間、逆に動く癖が相場にある

相場は、損切が集中しているポイントを一度ひっかけた後に逆に行く、という動きをよくします。

ですから、今回でいえば、安値をブレイクした瞬間、逆張りロングを打ち込むことは悪い手ではありません。

 

もっとも、それをあらかじめ予測していたら、という点に限りますが。

 

その場の勢いで急に逆張りをしてみる…ということについては、褒められたものではありません。

今回のトレードは、まさに今急に思いついた戦略を実行した、という非常に問題があるトレードなんです。

 

もはや、ポジションを持つための言い訳に聞こえるのは僕だけでしょうか。

伸ばしすぎの決済にも問題が…

エントリーもさることながら、決済もクソでした。

 

チャートにあるように、短期的にちゃんと上昇しています。

ですから、そこで利食いをしておけば、ちゃんと利益になっていたんですよ。

もっともっと伸ばそう、としていなければ。

 

この、もっと伸ばそう…という感情はヤバいです。

特に僕に関しては、この癖が非常に強くあります。

ある程度伸びている含み益に満足せず、決済を先延ばしにしてしまう癖があるのです。

 

この伸ばしてしまう最大の原因は、おそらく負けているから、だろうと予想ができます。

含み益を決済できない理由は、負けている状態から早く脱却したいという感情

今日負けているから、その分を取り返したい

今週負けているから、その分を取り返したい

今月負けているから、その分を(以下略

 

こんな感情が頭の片隅に強い主張をもっているので、切るべきタイミングで切れなくなっているのだろうと思います。

 

そりゃ誰だって負けていたら早くそれを取り戻したいって思いますよね。

人間って、感情の生き物ですもん。

それが、トレードに強く影響しちゃっているのが、僕のトレードってことなんだろうと思います。

 

けれども、伸ばそうとしたところで、現状下手打っているだけに過ぎません。

伸ばそうとすればするほど、マイナスになって行っているような気がします。

であるならば、伸ばすことは諦めるぐらいのスタンスが、今の僕に求められているかもしれませんね。

 

メモ

2019年8月15日の損益

-315円の損失

資産増減

2570円⇒2255円

おわりに

今回は激しく反省会を開きましたが、本来はこれぐらいやったほうが良いんだろうと思います。

でもこれやると僕の時間がとられるので、まとまった時間がある日じゃないと難しいっす。

 

けれど、お金を増やしたい。

そんな矛盾の中で僕は生きています。

 

つか、反省点が特に見当たらないトレードを繰り返せば、そんな手間も省けるはずなんですけどねぇ。

 

なかなかトレードは難しい…

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