どうも、さびやんでございます。
さて。
管理人さびやんは2月の頭、SBI・新興国株式インデックスファンドを、楽天証券で楽天ポイントを使って買い付けました。
買い付けに至った経緯などは前回の記事をご覧ください。
んで買い付けた結果、保有口数はどうなって、具体的にいくらで買い付けたのかが気になりますよね。
そこで今回は、SBI・新興国株式インデックスファンドの2か月目の保有口数、平均買付基準価額など、現在の運用状況をご報告しておきますね。
それでは、はじまりはじまりじゃー!
目次
SBI・新興国株式インデックスファンドの2か月目の運用成績
さっそく気になるSBI・新興国株式インデックスの2か月目の運用成績をお伝えしましょう。
メモ
買い付け日:2/4
買い付け時基準価額:9965円
買い付け口数:1004口
こんな感じですね。
この結果、今現在はこうなりました。
メモ
平均取得金額:10214.50円
保有口数:1953口
時価評価額:2029円
評価損益(円:+29円
評価損益(%:+1.47%
※2/9現在の成績
今回買い付けた価格は、下がった時だったようで、10000円を切った状態で買えたのはでかいですね。
とはいえ、自動で買い付けているので、たまたま運が良かったって所でしょう。
運を味方につけるってのは大切ですが、ここでそれが発揮されるとは思いもしませんでしたけどね。
その結果、買い付け平均単価が下がったうえ、一度に1000口も買えたのは良かったです。
2020年2月の新興国を取り巻く経済状況について
これから先進国の仲間入りをしたい新興国は、全世界のGDPと比較するとまだまだ小さい市場です。
全世界投資をしているうえでは、この新興国への投資比率は大体全体の1割に過ぎません(GDP比率により算出)。
とはいえ、そんな新興国の現在の経済状況を知っておくに越したことはありません。
ということで管理人さびやんが先進国関連で気になったトピックを拾ってきます。
中国で発生したコロナウイルスの新興国経済に与える影響は?
このSBI・新興国株式インデックスは中国への投資比率がめちゃくちゃ高い投資信託です。
その比率はざっと全体の37.36%です。
つまり4割弱ってところですね。
プラスとして台湾にも13.05%も投資をしていますので、中国と台湾だけで5割もの投資をしていることになります。
ということはこのファンドは、中華圏の経済がダイレクトに影響してくる、と考えることができますね。
そんな中でこんなニュースを見つけました。
>【WHO緊急事態宣言】新型コロナめぐる中国経済「最悪のシナリオ」。”ドミノ倒し”景気後退の可能性|BUSINESS INSIDER
ふむふむと上記記事を見てみました。
記事の内容では中国の観光産業に大きなダメージが出ると書いております。
確かに、僕が旅に出る先々で、大体どこにでもいるのが中国人団体観光客でした。
彼らは国内のみならず、海外のいたるところで見かけます。
逆に言えば、それだけその地にお金を落としているとも言えますね。
今回の新型コロナウイルスの影響で、そういった中国人の消費が滞ることになります。
とすると、本来消費することを期待していた観光地では、その消費が少なることになるわけで、大きな影響が出てしまいます。
また、中国国内産業にも当然ながら影響が出るわけですから、極端な話中国人が引きこもりになってしまうってことになります。
それが中国国内に引きこもるだけならまだしも、自宅に引きこもる状態ですから、当然国内経済も鈍化することになります。
消費せずに貯蓄に回る、貯蓄率が上がるーと言えば響きは良いですが、経済を回すためには消費しないと意味がありませんので、そういった部分から考えても、経済成長が鈍化、または最悪マイナス成長なんてのも視野に入ってくるかなぁって思います。
中国経済がそんな状態ですと、この新興国株式にも大きな影響が出てくるのかなって思うんですよね。
実際、コロナウイルスの影響が大きくなってきた1月の中旬辺りから、この新興国株式の基準価額も大きく下げております。
一時は高値10931円まで行っていたのが、2/3に9856円をつけました。
およそ1000円の下落です。
もちろん過去にもこういった動きがあったものの、どうやら新型コロナウイルスの影響がここにも出ているような印象ですね。
そう考えると、しばらくの間は厳しい運用になってくるかもしれません。
こんなレポートを見つけましたのでご紹介
>新型コロナウイルスがアジア景気に及ぼす影響ー2003年SARS発生時よりも大きく下振れる見込みー|日本総研
これを見ると、世界は繋がってるんだなぁとつくづく思います。
このレポートでは、2003年に発生したSARSの影響を上回ると予想しております。
その結果、観光もさることながら、中国がらにも輸出入にも大きく依存しているのが現在の世界です。
レポートでは、香港、台湾、タイへの観光のダメージ。
輸出入で中国依存度が高い台湾、ベトナム、マレーシアなどの名前が挙がっています。
まぁ詳しくはレポートを読んでもらいたいところですが、もし仮にSARS以上の影響が出るとしたら、これらのアジア諸国の経済に与える影響は、過去の事例から見ても少なくないといえそうです。
SBI・新興国株式インデックスファンドのこれからの投資戦略は?
今後のSBI・新興国株式インデックスファンドの投資戦略ですが、変わらず楽天証券でポイントつみたて投資を続けていきます。
何十年と見たとき、現在の世界を取り巻く環境は一瞬のきらめきのごとく、大したことが無い問題と言えばそうなんですが、とはいえ完全に放置という訳にもいきません。
とはいえ、今後の展開によっては一時的に様子を見ることも必要になってくるかもしれません。
どちらにしても、旅人である僕からしたら、旅に出づらくなるので、早く新型コロナウイルスが収束してほしいなって所ですね…